施設内新聞「ぽっかぽか」15年6月号

口腔ケアについて

 

「口の寝たきり」を防ぎましょう。
口は、食べる・息をする・話す・歌う・表情を豊かにするなど、元気に自分らしくいきいきと生活をするために大切な機能を担っています。
口の機能が衰えると低栄養や肺炎の危険を高め、また人と会うのがおっくうで外へ出るのが面倒になり、要介護状態へと大きく踏み出してしまいます。
現在では自立した生活を送れていても、口の中はすでに寝たきりということも決してまれではありません。
高齢になると、歯ぐきが退縮し歯の根っこが出てくる症状が多くみられます。

そこを放っておいたり、強い力で歯磨きすると歯ぐきの部分が削られてゆき冷たい物がしみたり、

痛みを感じたりする原因となるのです。

また、部分入れ歯を入れている方は、残存歯と入れ歯の間に汚れがたまりむし歯になりやすくなりますので毎日、毎食後の歯磨き・入れ歯磨きがもっとも大切になります。

 
看護主任 中本 恵美

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