私たちは、日々変化する地域医療に対応できるよう入院の方だけでなく、外来や訪問リハビリテーションにも対応し、患者様のニーズに沿ったリハビリテーションを提供できるよう日々心がけています。

主な対象疾患

運動器リハビリテーション料(Ⅰ) 圧迫骨折、大腿骨頚部骨折等その他骨折、人工関節術後、変形性関節症などの痛みや動きにくさのある方
脳血管疾患等リハビリテーション料(Ⅱ) 脳梗塞、脳出血、神経内科疾患(パーキンソン病、進行性核上性麻痺等)、脊髄損傷など
呼吸器リハビリテーション料(Ⅲ) 慢性閉塞性肺疾患、誤嚥性肺炎等 動いたときの息苦しさや痰の出しにくさがある方
廃用症候群リハビリテーション料(Ⅱ) 心不全や肺炎、感染症などにより安静を余儀なくされ体力や筋力が低下した方

入院リハビリテーション

自宅退院を目指しほぼ全ての方に早期からリハビリテーションを行っております。安心して地域生活が送れるよう個別性に応じて運動療法、温熱などの物理療法、日常生活動作訓練や家事動作訓練等を提供します。

1)入院リハの流れ

問診
説明
評価
治療
カンファレンス※1
退院
最大40日程度

※1 適宜、退院前カンファレンスや必要時住宅評価などを行います。

2)院内参加チーム

安心安全な院内生活と在宅復帰に向けて、多職種で連携し様々なカンファレンスに参加しています。
・褥瘡対策チーム
・転倒転落対策チーム
・身体拘束最小化チーム

外来リハビリテーション

ケガや病気の後でも、日常生活をより快適に過ごせるよう、関節可動域訓練、筋力増強訓練、自主トレ・生活指導を実施しています。トレーニングマシンも配備しており、患者様ひとりひとりの状態に合わせたリハビリを提供しています。

1)外来リハの流れ

初回問診
説明
評価
(毎月)
治療
終了
(約5ヶ月)

2)診療時間 ※完全予約制

14:00~18:00

※介護保険サービス利用されている方は応相談

訪問リハビリテーション

当院では、介護保険を利用した訪問リハビリテーションを行っています。リハビリ専門医がご自宅にお伺いし、ご本人の目標や生活環境に合わせたリハビリを提供します。具体的には以下のようなものです。

・起き上がりや歩行などの機能訓練、バランス訓練
・トイレ動作など日常生活動作の練習
・ご家族への介助方法のアドバイス
・手すりや段差解消などの住宅改修への助言
・杖や歩行器などの福祉用具選定、活用方法の助言

1)利用の流れ

相談
※1
医師
診察
契約
問診
評価
リハビリ
リハ会議
※2

※1 利用者様は担当介護支援専門員(ケアマネージャー)にご相談ください。
※2 3か月ごとに継続・終了の判定を行います。

2)営業日

土/日
9:00~12:00
14:00~17:00

空き状況については当院(Tel:074-428-1373)までお問い合わせください。

活動実績、取得資格

1)取得資格

・認定理学療法士(運動器1名、神経筋障害1名)
・3学会合同呼吸療法認定士 2名
・日本ハンドセラピィ学会SW-test講習会受講者 1名
・福祉住環境コーディネーター2級 2名

2)活動実績

2024年 第10回地域包括ケア病棟研究大会「褥瘡対策チームにおけるリハビリテーション科の役割とその効果」
2024年 第10回地域包括ケア病棟研究大会 「FIMから在宅復帰可否を予測できるか~入院時と退院時のFIM~」
2024年 第19回医療の質・安全学会 「ベッドサイド転倒予防策フロー導入の効果」
2025年 第41回東海北陸理学療法学術大会「足関節外果骨折術後の内側縦アーチに着目したアプローチが歩容改善・歩行時痛軽減につながった症例」
2025年 第23回日本神経理学療法学会学術大会「球脊髄性筋萎縮症に対する中等度運動負荷の効果が得られた症例」